製品紹介

The Perfect Oilless SGO

エンジニアリングプラスチックベアリング
エンプラベアリング

エンプラベアリング

エンジニアリングプラスチックベアリングは、高性能エンジニアリングプラスチックを基本材料とします。高強度繊維は素材の構造を強化させて、特殊個体潤滑剤とグリースの組み合わせでエンジニアリングプラスチックベアリングは優秀な自己潤滑性能と耐摩耗性を有します。耐久性に対するニーズの高い自動車産業、高速応用分野、水中応用分野、高温及び腐食防止応用分野またはFDA標準の順守が必要な食品機械など、様々なソリューションを提供します。


プラスチックベアリングの特徴

  • 自体に潤滑機能のある素材を使って給油無しの状態で使用可能で、清潔の維持や補修コストの節減などに効果があります。
  • メタルベアリングに比べ、製造工程が簡単で工程周期が短いため、単価競争力が優秀です。
  • 摩擦による騒音が殆どありません。
  • メタルベアリングに比べ、重量の減少効果で機械の軽量化に助かります。
  • 耐食性、軽量性の求められるクリーン環境、海洋設備など、金属材料の使用が難しい環境に適用されます。

ベアリングの種類及び特性

区分 試験基準 単位 汎用 高速用 高荷重型 食品用
密度 ISO 1183 g/cm3 1.46 1.48 1.4 1.14
    濃い灰色 黄色 褐色 白色
動的摩擦係数   μ 0.05-0.15 0.05-0.15 0.05-0.15 0.01-0.40
最高PV値   N/mm2・m/s 0.4 0.4 1 0.1
最高許容回転運動速度   m/s 1 1.5 1.5 0.6
最高許容振動運動速度   m/s 0.7 1.1 1.1 0.4
最高許容線運動速度   m/s 3 8 5 1
引張強度 ISO 527 Mpa 80 75 90 83
圧縮強度(軸方向)   Mpa 65 60 65 50
E Module ISO 527 Mpa 2300 2400 2500 2800
20℃ 基準の最高静的面圧   Mpa 35 35 150 20
硬度 ISO 2039-2 HRR 108 74 81 76
連続作業可能温度   -40 ~ 80 -50 ~ 90 -100 ~ 250 -40 ~ 80
短時間作業可能温度   -40 ~ 120 -50 ~ 120 -100 ~ 310 -40 ~ 170
熱伝導率 ASTM E 1461 W/mk 0.2 0.25 0.6 0.2
線膨張係数 ASTM D 696  K−1x10-5 10 9 4 10
RH50/23 ℃ 吸収率 ASTM D 570 % 0.2 0.2 0.3 1.5
23 ℃ 吸収率   % 1.2 1.2 1.1 7.6
加煙度 UL94   HB HB V0 HB
体積抵抗率 IEC 60093 Ω・m >1012 >1013 >1011 >1012
表面抵抗率 IEC 60093 Ω >1015 >1012 >1011 >1015

▶ 上記に表示されている値は通常の値で、改良のために予告なく変更されることがあり得ます。

使用分野

  • 各材料の特性範囲内で適用、事務用機器、ATM、医療機器、油圧ポンプ、フォークリフト、食品機械など